POG

:ホントの総括――ガンバシチー氏の勝利を讚えて

「知ったか」でPOGについて語りに語り、 さも勝ったような上から目線でああだこうだ宣い、 最後の最後でキズナにキレイに差されるっていう(笑 ガンバシチー氏、ダービー制覇おめでとうございます=オメデトウ(^▽^)ゴザイマース 「POGに係る独我論――好き勝手に綴る…

:指名馬総括

自分の成功の上にあぐらをかくことは、雪のなかをハイキングしている最中に休むのとおないくらい危険である。うとうとしはじめれば、眠ったまま死んでしまうのだから。 (L.ウィトゲンシュタイン『反哲学的断章――文化と価値』よりMS 162b 37r C:1939-1940) …

:我が生命線その2――「ドラフト」と「後選び」の二段階チョイス

奈良で行われるドラフトゆえ、僕は一度もその集いに参加したことがない。 もともとドラフトを代行してくれる我が友ヘタレの負担を軽減させたいという意図で、 10頭中6頭とか12頭中7頭とか、 要は全頭選抜せずに、ドラフトが終わった後、 残った馬の中からチ…

:我が生命線その1――何を集結させ、何を分散させるか

上記5つの要素はいわばミクロの視点。 これらはそれぞれ極めて大切な要素なのだが、 「全体的なバランス」という大局的見地、すなわちマクロの視点を忘れてしまうと、 偏りの著しいラインアップになってしまう。 上で述べた①価格、②血統、③厩舎、④馬主、⑤生…

:POGにおける馬選びのポイント、、、のようなもの

“語る資格”と“語れぬ領域” 2012-2013年度は11人中5位という「トホホ」な結果に終わったのだが、 実のところ非常に収穫の多い1年だった。 “感覚的”にどういう馬が走る可能性が高くて、 どういう馬が走る可能性が低いのか、 わずかではあるがその境界線が見え…

:まだまだ続く――いささか長い前置きから

過去との言行一致 僕のPOGに対するスタンスは、 「ダービーに間に合ってくれればいい」 と予てから言ってきた。 つまり、ダービーから逆算してギリギリ間に合うんであれば、 デビューが年明けになっても構わないと。 「近年特に気をつけていることだが、即戦…

:総括するには早すぎて――いささか長い前置きから

ヘタレメールfromK原市役所<奈良 あの〜、新馬戦っていつからこんな早い時期に開催されるようになったの?? わが友ヘタレ――と言っても僕にはほとんど友達いませんけどねww―― からドラフトの案内がメールで来ていて、「20日に変更」、「20日に変更」って言…

:終わりのような、始まりのような―――

正直なところ、近年は競馬に費やす時間が極端に減ってしもうた。 馬券に関して言えば、昨年はたった6レースのみ。 これはもはや競馬好きと言えるのだろうか?? もう未勝利戦や条件戦をやることはないと思うわ。 それに伴い競馬の知識も著しく低下。 15年〜2…

:隣の芝は青く......

以下は僕が獲得しようと密に画策していたものの、 他のメンバーに取られてしまった馬たち。 特にダンスインザムードの仔には並々ならぬ思い入れがあり、その想いを綴ったのだけれども、 ギムレット氏が上位指名してことにより、抽選にも持ち込めなかった。 …

:指名馬一覧――夢のビッグバンコラボ、ふたたび

1.オルドリン/牡/黒鹿毛/2011.5.9/栗東/角居勝彦 利発聡明そうな涼しげな表情と、遅生まれにもかかわらず完璧ともいえるバランスを誇る馬体は見る者を魅了します。皮膚は濡れたように薄く、日々ボリューム を増す鋼のような強くしなやかな筋肉のライ…

:残り馬のチョイスに苦労して

例年とは異なり、 今年はまず、重複してしまった馬、 実は狙っていたけれども、取られてしまった馬から紹介していこうと思う。 インナーアージ:ディープインパクト×ミュージカルウェイ カメハメハ厩舎が2位で指名。 カメハメハ厩舎と異なり、 まだダービー…

:小生は誰よりも他の厩舎を研究している!!

ご存知のように、 小生は下位指名を残り馬からチョイスしている。 3年くらい前までは、 上位3〜4頭のみ我が友ブルックに頼んでいたぐらいだ。 しかしながら、 12頭制になったことと、メンバーが増えたことを理由に、 上位8頭くらいをチョイスすることにした…

:関係各位へ

いつもPOGではお世話になっています。 毎年「ペロユキ厩舎」として参戦しております、山田です。 チームに入れてもらってから8年目になるものの、 一度もドラフトに参加できず、申し訳なく思っておりますm(_ _)m いつかは参加したいと思ってますが、 虚弱体…

:指名馬一覧速報

1.ネオウィズダム/牡/鹿毛/2010.4.2/栗東/矢作芳人 強いアスリートは美しいもので、また逆に美しいアスリートは強いものであります。本馬の走りを追求して無駄を削ぎ落とした機能と、それが作用して得られる動きは美しくストレスを感じさせません。大…

:今年度の狙い

昨年度は「夢のビッグバンコラボ」 と銘打ち、ブンブン丸を宣言。 つまり、ダービーを狙うための一発長打を狙った布陣だった。 結果として、下位指名したレッドデイヴィスとベルシャザールの活躍により、 チーム3位と意地は見せてくれたものの、 ダービー制…

:起――今年はちょっと簡単に

語りたいことは小生の頭の中にたくさんあるのだが、 例年のように、1頭1頭について詳しく記す時間もないし、体力もない。 今年に限っては簡単な記載でご勘弁いただき、以下に記すことにする。

:指名馬一覧とその理由

1.○父オールザウェイベイビーの09/牡/青鹿毛/2009.2.14/栗東/池江息子 これは単純に小生の「一目ぼれ」」ってやつ。 小生は血統的背景を非常に重要視するスタンスだが、 この馬に関しては自分の直感を頼ってみた。 1頭くらいはそういう馬がいてもよ…

:終戦

レッドデイヴィスの敗戦により、今シーズンのPOGは終戦をむかえた。 敗戦の弁は例年のごとく、来年度のPOG指名馬理由時に述べることとするが、 今年は「夢のビッグバンコラボ」と銘打ち、 http://d.hatena.ne.jp/yamada-no-oboegaki/20100613 牝馬路線と短距…

:指名に至らなかった馬たち――夜更かしはほどほどに――

いっそう重要に。――人は、説明のついた明瞭な事柄よりも、説明のつかない不明瞭な事柄をいっそう重要にうけとる。 ニーチェ『人間的、あまりに人間的』より「交わりの中の人間」532番 今年は、スペシャルウィーク産駒が1頭もいない点が昨年までの大きな違い…

;重複した馬は走る!(はず)

黄金――黄金たるもの、すべて輝くとは限らない。最も高貴な金属には、やわらかな放光が特有だ。 ニーチェ『人間的、あまりに人間的』より「漂泊者とその影」340番 昨年、重複した馬は、エクセルサス(2勝)とレーブドリアン(これはミーハー)がいた。 過去…

:指名馬一覧及び所感――「夢のビッグバンコラボ」編――

↑絶対に獲りたい馬をピンク、気になる馬を黄色、他のメンバーが獲った馬を水色、重複した馬を赤としている。 1.○父新レディパステルの08/牡/青鹿毛/2008.04.24/栗東/角居勝彦 敬意を込めてディープインパクト産駒を1位でチョイス。 母の産駒は今のと…

:指名馬総括――PO的な、あまりにPO的な――

宿命論者――君は宿命を信じなければならない。――科学はそのことを君に強制できる。さてこの信仰が君にもたらすもの――臆病や忍従か、それとも高邁や闊達か――は、どんな土壌にあの種子が撒かれたのかを証明するが、しかしその種子自体は証明しはしない、――なぜ…

:ディープインパクト元年に

いかに勝利をおさめるべきか――紙ひとえの差で相手を凌駕できる見込みしかないときは、勝利を得ようなどと思うべきではない。立派な勝利は、打ち負かされた者をも喜ばしい気分にさせるものでなければならない。相手に恥辱をまぬがれさせる、或る神々しさをそ…

:09〜10年度を「前向き」に後悔する

後悔――決して後悔をはたらかせてはならない。そうではなくて、むしろすぐにこう自らに言うべきだ、後悔することは第一の愚行に第二の愚行を重ねることだ、と。――何か失敗をしでかしたときには、こんどは良いことをするよう心がけるべきである……。 ニーチェ『…

:ヴィクトワールピサで夢見た

あと1週残っているが、今年度のゲームはこれにて終結。 POGの総括は来年度、つまり2週間後にしようと思っているけれども、 昨年度はクラシックに1頭も出走できなかったから、今年度は上出来だろう。 ダービーが獲れないのは、藤澤和が言うには「もっと勉…

:結 〜競馬の神に出会うべく〜

最も下等な人間になり切ったことを自覚した瞬間に人間は神にもなれるのだ。 武者小路実篤『幸福者』 指名を断念、もしくは自重した馬たち 上記のエクセルサスが56シチー氏と重複した件で、残りの1頭を選ぶのに、これまた堂々巡りを繰り返した。おおまかなパ…

5.指名馬一覧及びコメント

「銀が泣いている。」 坂田三吉 1.○父ヴィクトワールピサ/牡/黒鹿毛/07.3.31/栗東/角居勝彦 父ネオユニヴァース、母ホワイトウォーターアフェア。安田記念馬、アサクサデンエン(父スングスピール)、小倉記念、天皇賞2着のスウィフトカレント(父サ…

4.指名馬総評

人生ではやり直しがきかない。出遅れたら、追い込むしかないのだった。 寺山修司『勇者の故郷』 例年になく、POに関して時間がとれなかった。今日6月14日も会計の試験があり、今の今まで試験会場にいた。全く、嫌になる。今年のラインアップは以下の10頭に…

3.パドック派を気取る連中の鼻をへし折る

ひとは、信ずべき対象があるから信じるのか。それとも、信じようという意志があるから信じるのか。 澁澤龍彦『偏愛的作家論』 小生は馬体を見て良し悪しの判断をする連中を、全然信用していない。なぜなら根本に「わかるわけがない」という考えがあるからだ…

:2.微かな光?

現在が堪えがたいからといって、希望のない者には改善など思いがけないことだ 椎名麟三『深夜の酒宴』 覚醒した種牡馬たち スペシャルウィーク 結果は惨敗だったが、その中でも収穫らしきものを掴んだので以下に記したい。種牡馬で言うなら、以前からその能…