:フェブラリーSに係る予想


  • 今年は例年よりも予想が容易なメンバー構成になった。
  • 「容易」だと言い張るにはわけがあって、結局、トランセンドを買わないから。
  • この馬を東京のマイルで敢えて買う要素を、小生は見出すことができない。
  • 芝の京都新聞杯を除き、ダートで連を外したレースは、
  • 09年エルムS(1番人気4着)
  • 09年武蔵野S(3番人気8着)
  • 10年アンタレスS(1番人気8着)のわずか3レース。
  • 共通しているのは、鼻を主張できなかった一点に尽きる。
  • エルムSは3番手、武蔵野S9番手、アンタレスSは3〜5番手だ。
  • 一方、逃げた場合の成績は、(4.2.0.0)と大威張り実績だ。
  • 端的に言えば、「融通性のなさ」がこの馬の特徴だ。
  • だからと言って、スムーズに先行できるタイプかと言えば、そうではない。
  • かなり強引に押していかないと先行できない。
  • この馬のテンは良馬場であるならば35.0以上かかり、
  • 34秒台になるとキツくなってくる。
  • 武蔵野Sで追走に戸惑ったのも、
  • 東京マイルとそのペースにうまく乗れなかったのが原因と推察できる。
  • ワイルドラッシュ産駒×前田幸治で思い出されるのは、パーソナルラッシュ
  • トランセンドパーソナルラッシュと非常に似たところがある。
  • 融通性がないところとか、マイルより2000以上のほうが向いているとか。
  • そして、小生は05年のフェブラリーでこのパーソナルラッシュで痛い目に合った。
  • 3歳でエルムSに勝ち、ダービーグランプリを圧勝後、BCクラシックで6着だったら、
  • 国内では圧勝できると思っていたww
  • 結果は7番人気12着。
  • その後、ダイオライトS、エルムSと連勝して臨んだ盛岡のマイルチャンピョン5着。
  • ムラっぷりを露呈するとともに、この産駒はマイル向きじゃなかろうなぁと。
  • トランセンドも似たような進路になるだろう。

バーディバーディ

  • 池江パパ云々とか4歳馬云々とかを抜きにして、
  • バーディバーディは魅力的な1頭だ。
  • 兵庫チャンピョンシップからユニコーンSの勝ちっぷりは、
  • 3歳ダート界の先端を担っていると思ったが、
  • その後不調。
  • ジャパンダートダービーはその人気の通り、負けられない1戦だった。
  • ただ、好不調のバイオリズムは、ブライアンズタイムらしい特徴。
  • ブライアンズタイム産駒最後の大物にとっては、これぐらいはご愛嬌だ。
  • JCダートでは2、3着馬が差し込んできた中、トランセンドに最後まで抵抗したし、
  • 東京大賞典は離されはしたももの、確実に復調を感じさせる内容だった。
  • 東京マイルは(2.0.0.1)で、ユニコーンSでは34.9のペースで楽に3番手を追走。
  • 池江パパがクラシックに挑戦させたように、
  • トランセンドにはないテンのスピードを持っていると小生は確信している。
  • 逃げてしまうのも一考。
  • いずれにせよ、ここでは相当やれる!

シルクメビウス

  • ここ3走は不完全燃焼のレースが続いているが、
  • ある程度前半流れてくれれば、間違えなく差し込んでくるだろう。
  • というか、G1だからそこ台頭してくる予感がする。
  • メビウスのような脚質で地方の小回りコースで結果が伴わないのは、
  • ある意味では仕方なかろうとも思う。
  • 似ているタイプとしたら、メイショウトウコンだろう。
  • 近走は1800m以上を使っているが、ユニコーンSに勝っているように、
  • マイルに対する心配はない。
  • バーディバーディシルクメビウスでヒモヒモっぽいが、
  • ここを本線に組み立てていけば、それ相応に楽しめそう。