:中山金杯に係る覚書
有馬記念に出てきたら本命にしようと思っていた◎ネヴァブションを狙い打つ。中山の成績が[3.1.3.5]と安定している*1。それ以上にローテーションで、一昨年は、
- オールカマー(3番人気6着)→アルゼンチン共和国杯(1番人気8着)→ステイヤーズS(2番人気2着)
と、叩き3走目で激変した。昨年の秋は、
- アルゼンチン共和国杯(7番人気6着)→ジャパンカップ(15番人気7着)→中山金杯(?)
と、高いレベルで調子を上げつつある。G2馬ということもあり、別定のオールカマーやステイヤーズSでは58キロを背負ってきたので、ここはこの馬にとって0.5キロ軽い。頭固定で行く。
中山の馬場が12月の後半からやや時計を要すようになってきた。そこで切れ味で勝負する馬、あるいは高速決着を望む馬を切って行こうと思う。人気どころからオペラブラーボ、ヤマニンキングリーの2頭を消したい。まずオペラブラーボに関しては、性能は重賞を2、3つ獲れると思うが、ここではない気がする。中山では1600万条件でいいレースをしたが、かなり馬場がよかった。福島の3戦0勝という成績が物語っているように、荒れた馬場は向かない。ヤマニンキングリーも切れる脚を使うので、今の中山には疑問符がつく。またこの馬の場合、直線に坂があるコースで勝ち星がない。ここは軽視。
やや時計のかかる馬場で台頭してくるのが、一昨年の勝ち馬○シャドウゲイトということになる。さすがに一昨年並みの馬場は期待することはできないが、それ以降良績を残せなかったのは、出走したレースが悉く高速馬場、もしくはメンバーが強力すぎた。例えば、昨年のオールカマーは3コーナー過ぎから一気に進出するレースを見せたが、この日もこの馬にとって馬場が良すぎた。前走の福島記念もまた、いつもの福島とは異なりそこそこのタイムでの決着となった。また、三浦の騎乗ミスも響いた。ここは昨年の関東リーディングの内田博を鞍上の迎え、復活のお膳立ては揃った。この馬もまた57.5キロは0.5キロ軽い計算。
▲キングストレイルを推す。アドマイヤフジを迷ったが、フジが58キロに対し、ストレイルは57.5キロ。同じような位置から競馬をした天皇賞ではフジが0.8秒差11着に対し、ストレイルが0.5秒差の9着。短距離とは言え、中山ではG1でも好走実績があり、[3.3.0.4]の成績を残す。
ここまで選んだ馬が全て57.5キロというわけで、このまま決まるとは思えない。大崩のない△マイネルキッツが坂のある中山でもうひと踏ん張りできないか?あとは馬場が向きそうな最軽量△キャッチータイトルまで。