:京都金杯に係る覚書



 この時期のレースをぶっつけで勝つことは、かなり難しいような気がする。アドマイヤオーラ、ヴィクトリー、ブライトトゥモローがそう。アドマイヤオーラは2度目の骨折からの復帰で、1回目の時は復帰戦の鳴尾記念で3着と見せ場を作った*1。しかしながら、やや小柄のこの馬にとって、58キロはどうなのか?1番人気だった金鯱賞8着は、流れが向かなかったこともあるけれども、57キロと58キロの差は大きそう。軽視。ブライトトゥモローも能力的にはここでも通用するが、ここは静観したい。





 さて、本命はしつこいようだがショウナンアルバにする。この馬の性能の高さはこれまで折に触れて述べてきた*2マイルCS12着も0.6秒差なら許容範囲。過去3年、開幕週の京都の馬場はやや速いといったところ。この馬には合う。あとは気分よく走れるかだけ。




 相手は○ヤマニンエマイユがいい。サウスポーのイメージは払拭できないが、そもそもこの馬にとっては軽い馬場が向いており、結果として東京や新潟で結果を残しているのではないかと思う。実際、高速決着になった昨年の京成杯AHでは4着に食い込んで来ているし、やや時計のかかり始めた前走のターコイズSでは見せ場なく11着に沈んだ*3。ハンデ54キロはやや見込まれた感があるが、調子自体は悪くなさそう。



 ファリダットの取り扱いはいつも悩まされる。人気先行方で、昨年の春先は悉くそれを裏切っていたが、ここに来て中途半端にその人気に応えるようになってきた。ただ、距離を短縮し成績を伸ばしてきた馬が、再びマイルになると、辛抱が利かなくなるのはよくあるパターン*4。配当的に妙味がないのだったら、ここは消していいのではなかろうか?


紐でエイシンフォワードに対して斤量恵まれた△シゲルフセルト、過去11戦1.0秒以上負けていない△ナスノストローク、マイル実績[1.1.1.1]の△バトルバニアンの計5頭で。




*1:2走目の昨年の金杯で復活V。

*2:詳細はヘタレのブログを参照のこと。

*3:55.5キロも応えたのかもしれない。

*4キンシャサノキセキとかねww