:京都牝馬Sに係る予想



 牝馬限定戦において一番重要視していることは、限定戦で着を拾っているよりも、混合戦でやりあっていること。やはり、限定戦でチンタラ走っているよりは、混合で厳しいレースをしてきた馬をチョイスしたい。とはいうのの、今回のメンバーは限定戦でチンタラ走ってきた馬ばかりなので、レベルは相当低い。



 ただし、頭まで来る馬は混合戦を戦っている。アドマイヤキッス安田記念マイラーズC)、ディアデラノビアマイラーズC、オールカマー)、マイネサマンサ(関谷記念)、アズマサンダース金杯)、チアズメッセージ(ファイナルS)。このように考えて、今回のメンバーを眺めると、ニシノマナムスメマイラーズC、安田記念)が大威張りできる。1番人気だろうが、頭固定で買いたい。




 過去5年を調べてみると、2着までなら限定戦ばかり走ってきた馬でも来ることができる。ただ、開催が進み、馬場が悪化してきている上に、週末は雨予想だから、スペルバインドが買った新春Sとは全く別の馬場状態になりそう。また、レインダンスも名前とは反対で雨は大嫌い。ある程度前々で競馬ができる馬じゃないと、台頭は難しそう。ザレマは昨年のこのレース2着。試行錯誤の末、やはり逃げるのが一番よさそう。後ろから行く馬にとって辛い馬場だから、決して能力の高い馬ではないが、そのまま残りそう。また、▲ハチマンダイボサツは前残りのなったターコイズSでなぜか後ろから行き、伸び切れなかった。スペルバインドクラウンプリンセスがやや人気をするのだったら、この馬も同等の能力はある。OP特別を1回使ったのもいい。△プリンセストロイは未知数のところもあるが、1000万条件の北大路特別は良馬場発表も時計のかかる馬場だった。今回も同じような馬場になるだろうから、前につければ粘れそう。