:競馬だけではなく......



 年始に「競馬に対峙する姿勢を根本的に見直す」として、本ブログ『競馬に係る覚書』を開設したわけだが、なんしか後2、3年は当たらないような気がして来た。見当違いにも程がある。そこで最近思うのは、競馬に対する考え方が、もう古くなっているのではないかという疑念。以前から決して競馬は上手なほうではなかったが、ここまで下手だとも思っていなかった。ブログ自体は多くの人に見てもらうことを目的としていない。もちろん、見てもらえば嬉しいには嬉しいが......。志賀直哉が、


正しく書くことによって初めて考えをより明瞭に且つ確実にすることが出来る。『「現代文学講座」推薦』

と述べているように、ただ漠然と予想し、的中してもマグレの域を出ないし、外れても精査及び検証ができないわけで、記すことで考えをまとめていくという方法は、決して間違ってはいないと思う。ただ、圧倒的にヘタクソなだけだ。


 これまで競馬に特化して記していたが、少し「多角経営」というか、小生の日々の所感についても積極的に書いていこうと思っている。まあ、小生の日々などは、はっきり言って誰も知りたくないとは重々承知しているものの、少し特殊な職場環境に身を置いている人間であるから、少しばかりは面白いネタが書けるのではなかろうと思う。また、小生の趣味は競馬のみならず、船、飛行機、電車、バイクの乗り物、カメラ(35mm フィルムカメラ、110mmフィルムカメラ、120mmフィルムカメラ、ハーフサイズカメラ、デジカメ他)、釣り、旅行、ジャンルを問わない読書などは、水準以上の話ができるはずである。競馬が頭打ちの現在、息抜きとしても、異なったジャンルの話もしていきたい次第である。