:菊花賞に係る予想
- id:北ケーブルネットワーク氏に捧ぐ……、
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- 遂に、戦線復帰ww
- 実に宝塚記念以来の参戦。
- もはや競馬ファンでも何でもない。
- いや、もはや競馬ファンでもないが故に、
- 中途半端に訳のわからないローカルレースを避けた格好だ。
- 臥薪嘗胆とも言うべき昨シーズンの「回収率0%」を潜り抜け、
- 今シーズンはここまで86%。
- 念願である100%超を目指すためにも、秋2本は当てたい。
- ここまでさまざまな誤算があった。
- その中でも、ヤマニンエルブとエイシンフラッシュの回避は展開に大きく作用しそう。
- ペルーサが出走したら、3馬身くらい出遅れても勝てるんじゃなかろうかというメンバー構成になった。
- 去年はにわかに「消去法」を引っ張り出してきて、
- スリーロールスもフォゲッタブルもセイウンワンダーも拾えない始末。
- 完全敗北だった。
- 菊花賞で何が難しいかというと、距離適性に尽きると思う。
- 3000m走れて、3200m走れない馬はあまり記憶にないが、
- 2400m走れて、3000m走れない馬はごまんといる。
- 昨年においても、リーチザクラウンの取捨には最後の最後まで迷ったし、
- 一昨年においても、スマイルジャックで痛い目に遭遇した。
- 確かに、生粋の中距離馬がスローペースと上げり競馬を利して突っこんできたことはあったけれども、
- そしたらどの馬も「走れそう」になってしまう。
- 中距離馬が突っこんでこれる展開を想定するよりも、
- 圧倒的な距離適性を考慮したほうが現実的のように思える。
◎リリエンタールにした。
- 皐月賞馬、ダービー馬いずれも出走しない場合、
- 1〜3着のうち2頭が春のクラシックに出走していない馬が絡んでいる。
- 具体的にはオウケンブルースリ―ナムラクレセントの08年。
- (皐月=キャプテントゥーレ ダービー=ロジユニヴァース)
- 09年のアルナスライン―ロックドゥカンブ
- (皐月=ヴィクトリー ダービー=ウォッカ)
- 04年のデルタブルース―オペラシチー
- (皐月=ダイワメジャー ダービー=キングカメハメハ)
- 主役不在のメンバー構成では、自ずと上がり馬が台頭してくる。
- とは言うものの、今年は臭い上がり馬が跋扈しており、
- その取捨は難解を極める。
- トウカイメロディを筆頭に、
- クォークスター、アロマカフェら重勝馬、
- さらには長距離の1000万条件を勝ちあがってきた面々。
- 10年くらい前なら、1000万条件馬、つまり2勝馬でも出走でき、
- 1600万条件馬、すなわち3勝馬ってだけで、何か通用しそうな雰囲気があった。
- 今は3勝がボーダーになっているから、取捨が難解なのだ。
- 昨年で言うなら、
- 「スリーロールスは拾って、ヤマニンウイスカーは捨てる」という決断だ。
- リリエンタールに関しては、血統的背景を考慮すれば明らかに距離が伸びたほうがいい。
- 1600万条件の馬、内から、
- シルクアーネスト(父グラスワンダー)
- ビッグウィーク(父バゴ)
- ミキノバンジョー(父グラスワンダー)
- トレイルブレイザー(父ゼンノロブロイ)
- シルクオールディー(父マンハッタンカフェ)
- ビートブラック(父ミスキャスト)
- コスモラピュタ(父ロージズインメイ)
- カミダノミ(父ファルブラヴ)
- と多士済々で、実際に2500m以上で勝っている馬もいるんだけれども、
- 血統的に最もプッシュできるのはリリエンタール。
- 一方で、高速決着になった場合、厳しい戦いを強いられるという意見もあろう。
- 圧倒的な距離適性をチョイスした時点で、そうなった場合は仕方がないと諦める。
- ただし、からっきし速い決着に対応できないかというと、
- そうでもなさそうというのが小生の見解だ。
- 高速決着が続いた5月の東京開催。
- その青葉賞で見せ場は十分だったし、2.25.5で走破できれば及第点はあげられる。
- 早々にペルーサに交わされたものの、トウカイメロディの猛追をクビ差凌いだ。
- 同じ1600万条件馬の中でも、春の段階で一線級と戦ったことはアドバンテージになると思う。
- 小生は決して、藤澤=アンカツ=ペルーサの“露払い”とは考えていない。
○レーヴドリアン。
- 今日の今日までこちらを本命にしようと思っていたが、
- 騎手の差で対抗にした。
- この馬に関しては、皐月賞よりはダービー、
- ダービーよりは菊花賞、と小生が考えてきた馬。
- 春のクラシックに出走した馬は、1頭は確実に絡んでくるという想定。
- そのダービーは近年にない全く動きのない競馬になってしまい、
- この馬らしさが発揮できなかった。
- ここでいう「この馬らしさ」とは、伸びてはくるのだが、ジワジワとしか伸びてこない脚のことだ。
- 結局、神戸新聞杯もまたダービーと同じような展開になって人気を裏切ったものの、
- コスモラピュタが行って、サンディエゴシチーがかかったら、
- それなりに出入りのある競馬になるはず。
- 要は、4角の位置取り如何にかかってくると思う。
- というもの、この馬、毎回いい脚を使っているが、最後の1ハロンで止まる傾向にある。
- 皐月賞や神戸新聞杯を具に点検してみると、突っこんでくる勢いはあるものの、
- 最後は勝ち馬と一緒になってしまう。
- したがって、4角である程度のポジションをキープできるか?
- それが福永に可能か?
- 可能ならば頭まで、ある!
- 連下以降は、内から、
☆ヒルノダムール、
☆トレイルブレイザー、
☆トウカイメロディ、
- の3頭。
- マンハッタンカフェ産駒の取り扱いが悩ましく、
- 2400m以上になると極端に成績が落ちるというのは、今では定説になっている。
- 実際に、アロマカフェやゲシュタルトが3000m以上のレースに出走するのは、
- 今回が最初で最後になりそう。
- いっそのことマンハッタンカフェ産駒は全部消してしまおうかとも考えたが、
- 世代屈指の実力馬、ヒルノダムールは消せなかった。
- ダービーで皐月賞の着順を大きく落とした馬が菊花賞で好走するパターンは稀だけれども、
- (記憶ではセイウンワンダー、アドマイヤジャパン、ゴールドシチーくらいww)
- 今年のダービーが皐月賞とは全く異なる質のレースだったし、
- アロマカフェやゲシュタルトが短距離傾向のブルードメアサイヤーなのに対し、
- ヒルノダムールはラムタラ。
- マンハッタンはマンハッタンでも、異なる結果を求めてもいいんじゃない気がしてきた。
- 単純な能力ではメンバー中最上位にいると思う。
- トレイルブレイザーの、ここに来ての充実度は注目に値する。
- もともとデビュー当時から期待されていた馬。
- 休養がよかったんじゃないか?
- 和田は概してヘタレだけど、長距離に関してはフツーレベルになるからww
- トウカイメロディはOP特別を連勝したことで、もはや伏兵じゃなくなった。
- 同時に無視できなくもなった。
- 結局、現段階ではローズキングンダムは構想に入っていない。
- 今年のダービーと神戸新聞杯はマイラーでも走れるペースというか、
- マイラーだからそこ上位に来れたという解釈で小生は間違っていないという認識だし、
- リリエンタールとレーヴドリアンが来ることを想定している展開で、
- ローズキングダムも買うといのは、予想の整合性を大きく逸脱させることになるから。
- ◎リリエンタール
- ○レーヴドリアン
- ☆ヒルノダムール
- ☆トレイルブレイザー
- ☆トウカイメロディ
- 天皇賞春におけるスズカマンボ級の完璧な飛行、いや、騎乗を、アンカツに期待する。
- 以上。