:阪急杯に係る予想



 金杯に引き続き、◎ヤマニンエマイユを本命にする。京成杯AHを見ればわかるように、マイルにも対応できるが、前走後に勝春が「折り合いを気にしすぎて位置取りが後ろになってしまった」ようなことを言っていた。確かに、4コーナー14番手で、あの高速決着になってはどうしようもない。1400 mでは安定感が増す。軽量とはいうものの、オーロCではトウショウカレッジを退けているし、1.20秒台の決着にも対応できる。4コーナまでにそこそこの位置をキープできれば、G1馬相手にもアッと言わせるシーンがあると思う。



 G1でも実績のある○ビービーガルダンエマイユ同様頭候補とする。スプリンターズSの後の京阪杯が案外だったが、電撃戦にも関わらず前半が遅くなり、逆に後半が速くなってしまった(34.2-33.9)あたりを敗因とみる。今回はマイネルレーニアもいるし、消極的な競馬を望まない安勝だから、逃げてしまうのも一考。いずれにせよ、1400m の距離延長はほとんど気にならない。



 気になって仕方ないのが▲フィールドベアー。小倉大賞典は重賞未勝利にも関わらずトップハンデを背負わされる憂き目を見たが、今回は別定の56 キロ。1400mは条件戦で1回走っただけだが、確変の下地は揃った。あと買いたくはないが△ファリダットの差し込みを警戒せざるおえない。