:スプリンターズSに係る予想




 実はピサノパテックを本命にしようと思っていたが、ご存知のように除外。先週の馬場状態だったらビービーガルダンは「ない」はずの高速馬場だったが、この雨で流れが変わってきそう。難しい。


 本命はマルカフェニックスにした。機は熟したと見ていいだろう。OP入り2走目で高松宮記念に出走したときに、一線級とのモノサシは出来た。昨年の阪神Cはなかなか骨っぽいメンバーで、平均して速いラップを刻んだ先行馬の直後からから抜け出してきた脚は評価できる。このレースの印象が強かったのか、世間的には1400mのイメージが強いけど、スプリントへの適性は相当高いと見ている。G2に勝ったことで、今年に入ってから58キロもしくは57.5キロと背負ってきただけに、ここでは確実な上昇が見込める。また、使いつつ良くなるタイプだから、3走目の今回が試金石になりそう。肝心なのは、テンで置かれないこと。好位をキープすれば、馬券圏内は濃厚と確信している。稍重も[1.1.1.0]であり、こなせる。


 3歳の牝馬ではニシノフラワーアストンマーチャンしか覇者がいないこのレースにあって、さすがにグランプリエンゼルは格が落ちるけれども、スリープレスナイトがいなくなり、且つ、どうやら1分8秒台決着になりそうなので、浮上してきた。51キロとは言うものの、7月の段階で古馬混合の重賞に勝ってしまうのは、やはり能力が高い証左だろう。3歳馬が斤量的な妙味で人気になることは、これまであまたあったけれども、小生にはそれらの馬が勝った記憶がない。(サクラプレジデント札幌記念くらいww)。すっと好位置を取れるのも、ここでは重要な要素。


 この2頭を中心に、あとは馬場と相談して決める。