:競馬に係らない……
- はい、今年は賭けたレース、全部外しました。
- 何が『競馬に係る覚書』だよ!、1つも当たらないくせに。
- 今年から3連単に特化して、試行錯誤を繰り返してきたのだけれども、結果は厳しく。
- 最も肉薄したのが、ニューイヤーSの、
- マヤノツルギ→ショウワモンダン→マイネルポライトだった。
- あれが10点。
- 始めた頃は、6点〜10点を目安にしていたから、イクスキューズを泣く泣く削ってしまった。
- それでも、開始後2週目の悪くないスタートに、いつかは当たるだろうと楽観していた。
- そして昨日、JRAの全日程は終了しちゃったのである。
- 小生が1本も当たっていないことを薄ら笑ってさ。
- 4〜5年前から「競馬をやめる!」と言い始めて、まあやめなかったんだけど、
- それでも一時期は本当に年間10レース程度しかやらなかった。
- 今年ほどコンスタントにやったのは、大学卒業後初めてである。
- そして、結果がこれである。
- 夏場以降はもはや「予想」ではなく「願望」になってしまっており、こうなったのも肯ける。
- 競馬に接する質も量も減り、加えて記憶力や集中力も著しく低下したが、
- それでもなお、競馬を知りたいという欲求は衰えていないように思う。
- 加藤典洋の『言語表現法講義』っていう著書に中に、おもしろいことが書かれていて、
- 競馬に関しても、同じようなことが言えるはずだ。
- A:「小生の知っている競馬」
- B:「小生の知らない競馬」
- があるとする。
- Aの大きさを月とすれば、Bは宇宙に相当する。
- で、Aが月から地球の大きさになったとすると、
- 体積は増え、「小生の知っている競馬」の範囲というか体積は増加する。
- 同時に、-A「小生の知っている競馬」が大きくなればなるほど、
- B「小生の知らない競馬」に接する面積は増加する。
- 要するに、知れば知るほど、知らない部分もまた飛躍的に増大する。
- 競馬ってそういうものじゃないか?
- 果てしないというか。
- 終わりがないというか。
- ただ、やっぱり学生の頃のように『レーシングファイル』から
- 数字を拾っていくような作業はできないし、そんな気力はない。
- 競馬新聞を使わないってのも、今年から始めた試みで、
- 情報過多になるのは本末転倒。
- 「netkeiba」のデータベースとJRAの動画を基本としながら、
- いい加減、結果を出すしかないでしょ。