:天皇賞に係る予想
- まず、阪神大賞典組のレベルを疑ってみようか。
- 最後、トウカイトリックが猛烈に差し込んだ印象が強いけど、
- 12.1秒-12.2秒だったタイムが最後の1ハロンで13.1秒かかった。
- トウカイトリックが伸びたというよりも、一旦先頭に立ったアサクサキングス疲れただけ。
- メイショウベルーガがもう一度伸びて来たように「見えた」のもラップが落ちたから。
- 4コーナーで早々に脱落していったゴールデンメインが0.6秒差に食い込んでいるのも、
- 最後、極端にタイムが落ちたせい。
- まあ、トウカイトリックは坂と向かい風を利して総力戦を制した形だ。
- 一方、日経賞も「キレる」マイネルキッツに我々は遭遇したわけだが、
- こちらは、11.9秒-12.3秒というレース全体のラップを考慮すると、
- マイネルキッツはしっかり伸びたと言っていいだろう。
- あるは、休み明けのエアシェイディが外々を回って肉薄したのだから、
- 評価してもいいかもしれない。
- フォゲッタブルは小生の構想には全然入っていない。
- 確かにメンバーは薄いけど、世間で言われているように、ローテーションが問題過ぎる。
- 95年のエアダブリンが同じダイヤモンドSからの挑戦で失敗(1番人気5着)した。
- 多くの馬がダイヤモンドSの後、G2をステップにして本番に出てきたわけだが、
- 多くの馬がステップのG2で底が見えてしまった。
- あるいはG2で何とか格好をつけても本番で通用しなかった。
- フォゲッタブルの期待値が高いのは、まあ有馬記念4着ってこともあるけど、
- 要は、未知の魅力を何とか維持しているから。
- リスク高いのに、リターン低い。
- で、結局のところ、◎ナムラクレセントしかいなくなった。
- もちろん紐っぽい馬は多々いるんだけど。
- 菊花賞、阪神大賞典3着という長距離実績がある。
- 1000万条件で58.5キロ、1600万条件で58キロを背負い勝っている。
- 速い上がりにも対応できる。
- このあたりがプッシュ材料だ。
- 日経賞は惨敗だったけど、とにかく1回使うことが天皇賞においては何より大事。
- あとはホクトスルタンが出ないことで超スローになった時かかり気味になるのが心配。
- 小牧太ってのも心配。
- ○ジャガーメイルはこの距離が適鞍だとは思わない。
- 思わないが、このメンバーなら例によって格好はつけてくれるんじゃなかろうか。
- 基本はこの2頭。
- それに▲マイネルキッツ。
- 後はもう似たり寄ったりで。