:終わりのような、始まりのような―――
- 正直なところ、近年は競馬に費やす時間が極端に減ってしもうた。
- 馬券に関して言えば、昨年はたった6レースのみ。
- これはもはや競馬好きと言えるのだろうか??
- もう未勝利戦や条件戦をやることはないと思うわ。
- それに伴い競馬の知識も著しく低下。
- 15年〜20年前のG1レースであったら、
- 1着からベベまでほぼ間違いなくその結果を諳んじることができると思うけれども、
- 今じゃあ先週のレースの勝ち馬もすぐに浮かんで来ない。
- 僕も齢30個重ね、記憶力の翳りがひたひたとやってきた。
- そんな中、競馬関連書籍やウェブサイトを洗いざらい目を通し、
- ああでもないこうでもないと思いをめぐらすPOGは競馬と向き合う絶好の機会であり、
- この機会を与えてくれるPOGメンバーに感謝申し上げる。
- この文章を書き始めたのがオークスの翌日からで、
- あちこちへ寄り道し、
- 好き勝手書き綴った。
- 最後まで読んでくれたことを重ねて感謝する次第。
- 明日3歳世代の頂点が決まり、
- そして翌週からダービーへ向けて若駒たちがデビューする。
- 終わりのような、始まりのような―――
- ―――競馬の1年がまた動き出す。
- “Races at Longchamp”(Edouard Manet:1868)
- ――――第80回日本ダービーの前日に記す