:ディープインパクト元年に




いかに勝利をおさめるべきか――紙ひとえの差で相手を凌駕できる見込みしかないときは、勝利を得ようなどと思うべきではない。立派な勝利は、打ち負かされた者をも喜ばしい気分にさせるものでなければならない。相手に恥辱をまぬがれさせる、或る神々しさをそなていなければならない。 ニーチェ『人間的、あまりに人間的』「漂泊者とその影」より344番

種牡馬たち

  • ネオユニヴァース及びキングカメハメハの産駒がデビューした08年、
  • ディープインパクトの産駒がデビューする10年の谷間にあった09年は、
  • 種牡馬不作の年と言われた。
  • ところが、蓋を開けてみればゼンノロブロイの目覚しい活躍。
  • 少々牝馬の質が下がっても、SS産駒の底力と適性の高さを見せ付けられた印象だ。
  • ディープインパクトは失敗の許されない至宝であるし、失敗させないだけの名牝を集結させた。
  • 小生は例年、新種牡馬は1頭と決めているけれども、
  • それに固執していたら早晩負け組」になってしまうだろう。
  • ルール変更に伴い、12頭チョイスになった今年は、
  • ディープを複数頭、
  • ハーツクライとその他の新種牡馬を1頭チョイスするのが新基準になりそうだ。


既存の種牡馬たち