;重複した馬は走る!(はず)
黄金――黄金たるもの、すべて輝くとは限らない。最も高貴な金属には、やわらかな放光が特有だ。 ニーチェ『人間的、あまりに人間的』より「漂泊者とその影」340番
- 昨年、重複した馬は、エクセルサス(2勝)とレーブドリアン(これはミーハー)がいた。
- 過去にはリーチザクラウンなども重複していた。
- 今年は5頭ものダブりがあり、また12頭チョイスということもあり、
- 残りの8頭をどれにするか、再考を強いられた。
- 以下に重複した4頭とその所感を記しておくことにする。
キングカメハメハ×メモリアルサマー
- ギムレット氏と重複。
- ご存知ソングオブウインドの弟で、厩舎も同じ浅見秀。
- ソングオブ以外の兄弟もきっちり勝ちあがっており優秀な母。
- 間違いなく走ってくるだろう。
- 父親もキングマンボの直仔という共通点があるし、
- やや成長曲線が緩やかな兄弟にキングカメハメハがマッチングすれば、
- 春のクラシックにも十分に間に合う。
- 当然、重賞戦線を賑わしてくるだろう逸材。
ブライアンズタイム×レクレドール
- 新メンバーのチャック氏と重複。
- バーディバーディの活躍で、改めてブライアンズタイムの底力を思い知らされた。
- つまり、古馬になってではなく、3歳からも活躍できると。
- 一番気になるのは、やはりダート馬になってしまうという懸念。
- 3歳ダート馬が活躍する場は、中央には少なすぎる。
- ナリタブライアンやマヤノトップガン、タニノギムレット
- あるいはファレノプシスやチョウカイキャロルまでは求めずとも、
- 芝でバリバリやれる馬が出ても何ら不思議ではない。
- ヴィクトリー以来の芝G1をこの馬に託したかったが、チャック氏の愛馬眼に適ったということ。
フレンチデピュティ×アズサユミ
- マリモ氏と重複
- ノーザンFが絶賛の本馬が、最終的の残る可能性は非常に低いと覚悟していた。
- ブルック氏(通称ヘタレid:popeye128)に頼むことも考えたが、
- 5頭も頼むなんて、小生の美学に反するからここは自重。
- フレンチ×ノーザンF×アドマイヤ×友道はアドマイヤジュピタと全く同じ。
- これぞまさに「夢のビッグバンコラボ」だと思っていたww
- 兄弟もコンスタントに走っているし、
- 今、ここでフレンチデピュティをチョイスするってのも美しい。
- これも間違いなく走ってくる。
ディープインパクト×カーリング
- ラッシュ氏と重複。
- もはやお馴染みの血統。
- ローエングリンをはじめ、上は社台ホースレースの所属で走っていたが、
- 本馬は金子真人HD。
- 厩舎は角居と、ややジリ貧傾向にあるカーリングの仔が、「ビッグバン」を起こす可能性がある。
- 残るはずはないと思っていたが、同一種牡馬3頭の制約があるため自重。
Indian Charlie×Uncommon Queen
- これもマリモ氏と重複。
- わけのわからない外国産馬にあって、その判断の大きな要素として落札価格がある。
- この馬は単に落札価格が最高額だったからww
- ただ、Indian Charlieの産駒は日本の芝への適性もないことはなさそうだし、
- 何より↓の動きね。
- http://www.fasigtipton.com/fasig-tiptontv/index.asp?t=1&year=2010&show=3&pag=9&channelId=f32ded23a75e498199e217d8733e9fb6&mediaId=a0edf30920384e20aa13e661de8645d0&secondChannelId=8550c1aeffc04824bab345c92dd167fe
- このムキムキな筋肉が、「THE外国産馬」を体現している。
- どこまでやれるか、非常に注目している。