:まだまだ続く――いささか長い前置きから



過去との言行一致

  • 僕のPOGに対するスタンスは、
  • ダービーに間に合ってくれればいい
  • と予てから言ってきた。
  • つまり、ダービーから逆算してギリギリ間に合うんであれば、
  • デビューが年明けになっても構わないと。
  • 「近年特に気をつけていることだが、即戦力はせいぜい1頭、あるいは0頭でもいい。確かに、即戦力はスタートダッシュを決められるし、早いうちに稼いでおけばクラシックにも出られるが、(そういった馬たちは)春シーズンに結果が伴わないことは周知である。また、早期に始動した結果、故障でクラシックシーズンを棒に振る馬も多い。」
  • ――えーっと、これは3年前の2010年6月に僕が書いたエントリで、
  • 我ながらいいことを言っている(笑 
  • 確かに、POGを始めた10年くらい前は、
  • とにかく「即戦力を」ということで、早熟血統で、
  • 且つ、レーニングがかなり進んでいて、
  • 且つ、既にデビュー戦の日程が具体的に決まっている馬を意図的に選んだものだった。
  • それはそれでPOGにおけるひとつの戦略であることは間違いのない事実なんだけれども、
  • 「クラシック」というものに重点を置いた場合、
  • 「結果」を早く求めるスタンスはいただけない。



ちょっとした自負

  • 下図は今年度のPOGの成績状況を折れ線グラフで表したもの。

  • f:id:yamada-no-oboegaki:20130525005015p:image

  • X軸に時間的経過を、Y軸に獲得賞金を示している。
  • 13年5月段階でトップをひた走る赤線が僕ねww
  • これを見てもらえればわかるように、
  • 12年の10月前までは6位〜8位の下位に位置していて、
  • まあ完全にスタートで出遅れておる。
  • けれども、11月を過ぎるとようやく徐々に上昇をはじめ、
  • クラシックシーズンで一気に抜け出すという、
  • ほぼ僕の理想としている形になっている。
  • (あくまでも5月20日段階だけど、、、)
  • 他のメンバーの馬たちが続々とデビューして結果を出すと、確かに焦る。
  • 焦るし、精神衛生上もよろしくない(ヾノ・∀・`)ナイナイ 
  • ただし、怪我をせず無事にさえいてくれたら必ず結果はついてくるし、
  • また結果がついてくるように馬は厳選しているつもりww 
  • 致命的な故障もなく、12頭中11頭がデビュー。
  • 8頭が勝ち上がり、2勝以上が4頭。
  • そして、「ダービー制覇」とともにもうひとつ掲げている目標、
  • 「対象期間内の全G1競走出走」はNHKマイルC以外の6レースに出走。
  • (いやさ、安田記念って対象期間内だけどさ、POGの趣旨から逸脱してるっぽいよね)
  • で、これは昨年度までのスタンスね。



マイナーチェンジを繰り返し

  • だがしかし、、、と思うのである。
  • 年明けデビューでクラシックに出ることが難しいことも確か。
  • 昨年度、僕が指名した中ではコメットシーカーとデインツリーの2頭が年明けのデビュー戦を飾ったのだが、
  • 順調に使えなかったこともあり、
  • 2戦目でいきなり毎日杯を使ったり、そのままダービートライアルに挑んだりして、
  • 結局、そこで結果を残すことができなかった。
  • 2歳戦ならまだしも、3歳重賞は2戦目で攻略できるほど甘くない。
  • 3歳の重賞ともなるとポテンシャルよりも実戦経験がものを言う。
  • 例えば、今年はきさらぎ賞におけるリグヴェーダ(8着)がその餌食になったし、
  • 少し前だとオーシャンエイプスサイレンススズカなども懐かしく思い出される。
  • 僕の記憶の範囲では、年明けの新馬→重賞を1番人気で勝ったのは、
  • 05年アーリントンCビッグプラネットと93年毎日杯シクレノンシェリフぐらい。
  • (他にこのパターンを成功させている馬がいたら教えてください)
  • このような事実と昨年度の反省を勘案し、
  • 何とか2歳のうちにデビューできるような馬を選びたい
  • 、、、とちょっぴりスタンスを変えて挑む今年度。